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リブランディングを転機に
知名度・満足度No.1に向けて邁進しています。

イシカワリフォーム リブランディングプロジェクト

千葉県旭市 イシカワリフォーム代表 小関秀央様

イシカワリフォームは、千葉県旭市を拠点に活動する住宅設備機器企業による住宅リフォーム事業です。リブランディングを転機に新規顧客の増加やお客様からの相談内容に変化があったという同社。地域での知名度・満足度No.1を目指してスタートしたリブランディングプロジェクトについて社長の小関さんに伺いました。

まずは御社の事業内容についてお聞かせください。

当社は住宅設備機器の卸売事業・設備工事・リフォーム事業の3つの事業を展開する企業です。リフォーム事業は33年間活動しており、古民家再生や大型リノベーション、設備機器の入れ替え、網戸の張替えまで、大きな工事から小工事まで、千葉県の旭市・銚子市・匝瑳市、約15万人くらいの商圏で地域密着型の事業を展開しています。

リブランディング当時の会社の状況をお聞かせください。

リフォーム業には大きく分けてリノベーションやリフレッシュ、リペアなどがあります。その中でも外壁塗装工事や水回りの交換工事などのリフレッシュ分野は積極的に展開したい分野なのですが、工事で使われる製品を卸している得意先と競合することもあり事業戦略的に踏み出せないフィールドでした。
ではどう市場で戦うべきかを考えた時、基本の“き”である他社が追随できない“提案力”こそが武器であり、それが伝わるような会社の見せ方をしなければならないと考えました。そこでリブランディングという選択肢が出てきたのです。

当時、会社をどのようにしていきたいと考えてらっしゃいましたか?

それまで、30年という歴史による安定感や信頼感を積み上げてきましたが、そこにプラスして売上や市場シェアだけではないお客様の満足度・知名度での地域No.1を目指していきたいと考えていました。そのためにも、提案力により磨きをかけて、暮らしの提案をする企業へとレベルアップしたいと思っていました。

D-FREEと組んでリブランディングを進めようと決断された理由を教えてください。

D-FREEさんには折り込みチラシのデザインにずっと携わってもらっていました。広告イコール事業戦略と結びついていると思っていて、当時から深く話をしている中で、うちの会社を分析してくれており事業戦略を理解してもらえていたんです。単発のチラシ案件という考え方ではなく、私たちのビジョンまでも常に考えてデザインしてくれていたのでお願いしました。あと少数精鋭だけども私どもの会社に適したアートディレクターやコピーライターのリブランディングチームを編成してもらえた点も大きかったですね。

そしてD-FREEがファシリテーターとなって社員ミーティングからスタートしました。

そうでしたね。ロゴデザインやスローガンをいきなり提案してもらうのではなく、社員のミーティングから始まったのは印象的でした。ミーティングは2〜3回行いましたね。内容としては会社のリアルな現状や各メンバーが目指したいリフォーム像などといった深い意見交換を行いました。このミーティングで社員のみんなが会社のことを常日頃から考えてくれていることが分かって、本音の部分を共有できたことはとても有意義でした。
それまでは社長として自分が会社を引っ張っていかなければという想いが強かったのですが、それぞれの社員から様々な本音を引き出してくれて、企業のトップが考えるべきところもみんなが責任を持って考えてくれたことで組織が強くなったと実感しています。

今のスローガン「作る、見守る、このまちで」のアイディアの素が、このミーティングで生まれましたね。

はい。ミーティングの内容を踏まえてスローガンやロゴ、事業所のネーミングを何案も提案してもらいました。特にネーミングは30年近く使ってきたこともありとても愛着がありましたので変更にはとても勇気がいりましたが、提案されたネーミングの意義やその背景にあるストーリーを聞き、不安は吹き飛び新しい一歩を踏み出す決断の後押しをされました。

実際にリブランディングをやってみていかがでしたか?

当初リブランディングをやると決めたものの、私も含め社員全員がどこかクエッションを感じていた気がします。ブランディングと聞くとロゴデザインのような見た目先行の印象がありますが、ブランディングの本質は自分たちの仕事を見つめ直すことなんだと徐々に気づいていきました。お客様に何を提供するのか?どのような想いを持って仕事を進めたらいいのか?といったことを再確認し、それをロゴやスローガン、ネーミングの形に可視化することなんだと分かったんです。

単に表層的にデザインするだけではないと感じたのですね。

お客様や取引先などへのイメージアップを図るだけではなく、インナーへの効果も大きかったです。会社として目指すべきゴールが社員みんなの共通認識として統一された実感があります。提案力やスキルをもっと高めて、暮らしを変えていけるようなリフォームを担っていく集団になっていこうという意思が明確になっていきました。社員も自社のイメージを発信する大事な存在なので、彼らのマインドセットにもつながったことが最も大事なことだったかもしれません。

WEBサイトのビジュアルは、施主様ご協力のもと複数ご家族の撮影を実施。同社が見守り続けていく姿勢をビジュアル化している。

社長はリブランディングに合わせて以前から構想していたインテリアショップ事業を開始されます。

リフォーム事業というのは小売業などと違って毎日の生活の中で意識される業種ではありません。そこで普段から気軽に街のみなさんと接することができる場所があるといいなと思っていて。リフォームの相談でなくとも立ち寄ってもらえる「conoyubi(コノユビ)」というインテリアショップをスタートしました。ワークショップなども開催し、街のみなさんとの関係性をよくしながらイシカワリフォームを知ってもらえるスペースにしました。「conoyubi(コノユビ)」というネーミングもD-FREEさんからの提案ですが、我々の想いにドンピシャですぐに決まりました。今では家具などのインテリアコーディネートのご相談も多数いただけるようになって、暮らし時間がさらに豊かになるご提案へつながっています。

リブランディング以降の変化があればお聞かせください。

ブランディング以降は、より大規模なリノベーション工事の割合が増えています。また、「conoyubi(コノユビ)」には1年目から約3000人が来店され、リフォーム案件の受注にもつながりました。若い世代が来店されることが多いのですが、親世代にイシカワリフォームのことを伝えていただいて新規のお客様になっていくような好循環も生まれています。以前は55歳前後のリフォームが中心でしたが、子育て世代の大型リノベーションのご相談も頂くようになってきています。

描いていた理想、地域No.1についてはいかがですか?

確実に地域No.1へと邁進できています。目指すべきものがはっきりしたことで、社員一人ひとりの提案レベルが確実に上がっているのは間違いないと思います。施工事例の写真にもその結果が現れていると思います。お客様に喜んでいただくと同時に、高く評価していただける機会が増えたことが本当に嬉しいです。

イシカワリフォームのこれから。デジタルにも力を入れていく。

私どものメインターゲットは55歳なのですが、今の55歳は生きてきた背景も変わっていて、デジタルをフルに活用しています。さらに若い世代の方々にもイシカワリフォームを知ってもらうためにデジタル専任の社員を配置し、D-FREEさんと新たな取り組みを始めています。今回つくった私たちの想いである「作る、見守る、このまちで」をいかに的確に伝えていくかを日々考えて実践しています。これから少子化が加速していきますが、デジタルを積極的に活用することで、人口が減っても、一人のお客様とも深く末永いつきあいができる関係を築いていきたいと思っています。

最後にこの記事を読まれた方に、D-FREEについて一言お願いします。

D-FREEさんはコンサルとは違い、ビジネスパートナーとして、広告や宣伝だけではなく、ビジネスや経営の視点に立って考えた幅広い提案をしてくれる会社です。我々地方の企業にとって、非常に心強いパートナーです。事業構想を理解してそれをデザインやスローガンに落とし込んでくれる、それがD-FREEさんの強みだと思います。

CLIENT:イシカワリフォーム
WORKS:イシカワリフォームリブランディング。イシカワリフォーム プロモーション
URL:https://ishikawa-reform.jp/

D-FREEでは、あらゆる業種・業界の企業様へ様々なサービスを提供させて頂いています。リブランディング全体の取り組みからビジョンやスローガンの開発・CI開発などのピンポイントの制作まで、お客様の状況やご希望に合わせて対応しております。まずは無料相談からお気軽にお問い合わせください。